これぞ、ザ ニンクスのマナーだ! “全裸”で繰り広げたブチ上げライブ

  • 2026年4月4日
  • 0404
  • ザ ニンクス

さあ、今年もやってきました、SiMによる地獄の宴、2DAYS! そう、DEAD POP FESTiVAL 2026の幕開けです! 今年は灼熱シーズンを避けての4月開催。全27バンドによる熱きライブバトルの幕が切って落とされるわけです。初日の天気はあいにくの雨となりましたが、とことん楽しみましょう!というわけで、最初のステージはCHAOS STAGEから。トップバッターを飾るのは、先日行われたばかりのSiMとのガチ対バンライブ審査をくぐり抜けてきたザ ニンクス。2021年に千葉にて結成された、“柏シティガーリックパンクバンド”を名乗る3人組でございます。

結成5年目でつかんだこの大舞台で、一体どんな狂気を魅せてくれるのか。フロアに集まったオーディエンスは、期待と興奮の眼差し。というのも前日までXでは、「ニンクスは脱ぐのか? 脱がないのか?」と、ちょっとざわついていたのです。そう、フロントの2人、毒坊ふじお(Gt&Vo)とセパ卓瀧(Ba&Cho)は、普段のライブでは全裸なのです(楽器で隠れますよ)。本日のリハではしっかりと服を着ていたので、この規模では難しいか……と思いきや、SEが流れ、現れた2人はなんと全裸!! この姿に、ステージ前に多くの人が集結w とはいえ、フロアはまだ「ザ ニンクスとは!? そもそもガーリックパンクってなんだ……?」と頭をひねっているようでしたが、そんなことを考える時間なぞ与えず、1曲目「カルバンク◯インパンティプリンセス」の爆音が襲いかかってくる。

初出演の緊張など微塵も感じさせないプレイは、まさにニンニク、いや爆音の塊。一気にニンクスワールドへと引き込む。続いて毒坊の「1発目から手を抜いたりするな!」のシャウトで、「MAD’EMKILLER IV」「ゆけっ!毒坊海賊団!」へ。ヘビーなサウンドにハードコアピットが出現し、まだライブは始まったばかりだというのに、このカオスさ。さすがCHAOS STAGE! ザ ニンクスのサウンドは、ヘビーでパンキッシュ、まるで爆撃機のようにフロアを攻撃する。油断していると、文字どおり吹っ飛ばされてしまうほどの熱量だ。

ここでMCを挟み、全裸についての補足が入る。やはり野外の公衆の面前のため、肌色パンツを着用してきたそう。そりゃそうだよね、と思っていたら、「S⚪︎Xの時に脱がない男はダサい!」と宣言し、2人そろって肌色パンツを脱ぎ、つい先日MVが公開されたばかりの「Flicking The Bean〜ゴリっと押したらビクッとイクから」を投下。この曲は、軽快なメロディに乗せた爽やかな青春ソング、いや下ネタナンバーだ。音はうねり、フロアではダイブも起きて、体ごとガーリックウェーブに飲み込まれていく。続く曲もド下ネタの「外人ソーセージ侍」に、毒坊のラーメン屋の好きな具材をモチーフにした「鷹の目」(鷹の目としか歌ってないw)と、もう好きなことを放り込みまくりの彼ら。これが“柏シティガーリックパンク”なのだろう。

ラストは、ザ ニンクスといえば「飲め!飲め!ハングオーバー!」をぶちかまし、「A.C.E.(Animal Crew Expansion)」で昇天! オーディエンスもメンバーも雨と汗でぐちゃぐちゃ。しかし、誰もが心底楽しんでいるのが最高だった。気づけばあっという間にニンクスタイムが終了。初出場にしてトップバッターというとんでもない重圧をぶっ飛ばした彼らの顔は、清々しく、どこか誇らしげだった。オーディエンスは手を振り、熱気と余韻が会場を包み込む。この瞬間、みんな体でDEAD POP FESTiVALのスタートの狂気を刻み込んだはずだ。伝説の2日間は、ここから始まる。ちなみに5/5の子どもの日には、ニンクス初となる里帰り企画が柏であるので、彼らにブチのめされた、もっと知りたいという方はチェック、よろしくです!

<セットリスト>
1. カルバンク◯インパンティプリンセス
2. MAD’EMKILLER IV
3. ゆけっ!毒坊海賊団!
4. Flicking The Bean〜ゴリっと押したらビクッとイクから〜
5. 外人ソーセージ侍
6. 鷹の目
7. 飲め!飲め!ハングオーバー!
8. A.C.E.(Animal Crew Expansion)

文:相沢修一
写真:半田安政