堺のおっさん達による快晴の全力メロディックパンク炸裂

快晴のCHAOS STAGE にSE「河内のおっさんの歌」が鳴り響き元気良く飛び出してきたGOOD4NOTHING。「晴れましたねー!よっしゃ行こかー!」とTANNY(Vo、Gt)が煽り「めちゃくちゃ晴れたライブハウスへようこそ!」とU-tan(Vo、Gt)が続くとただでさえ暑い会場の温度が更に上昇、DEAD POP FESTiVALに夏一番がやってまいりました。

ライブはこれぞGOOD4NOTHINGな超グッドメロディが炸裂する「RIGHT NOW」でスタート。曲が展開するごとに上がっていくテンポに同調するようにモッシュ&ダイブで応えるキッズ。ライブハウスと何も変わらない光景が東扇島東公園に広がる。

立て続けに放たれた「J.C」「STOMPING STEP」では「オーライ!エブリバディ、ジャンプ!」というTANNYの号令でオーディエンスが一斉にジャンプ。メンバーも会場も縦ノリ万歳な躍動感いっぱいの一体感でライブを盛り上げる。さらに超高速メロディックナンバー「IN THIS LIFE」ではダイバー&リフトも続出しライブハウス東扇島東公園が揺れて揺れて今心が全速力で咲いているような錯覚も。って、言葉の意味はよく分からないかもしれないがとにかく全力で楽しいってこと。それがGOOD4NOTHINGのライブなのだ。

「仲間のフェスに呼んでもらえて嬉しい。バンドマン冥利に尽きます。」とU-tanが語り「GOOD TIME」を叩きつけると一気に西海岸ムードに。ふと見渡すとステージ向かって西には海がある。つまりここは西海岸ということでホームと化したCHAOS STAGEで無敵状態のGOOD4NOTHINGはBボタン押しっ放しのライブを展開する。

今年、結成20周年を迎えた彼ら。「何年でもやったるぞ!何枚でも出したるぞ!」と11枚目となるニューアルバム『MELODIC-HOLIC』から「FOUND」を演奏。20年間、何も変わらない、でも確実に前に進んできたGOOD4NOTHINGの真骨頂ともいえるナンバーに胸が熱くなる。メロディックパンクって最高だ。ずっと貫くGOOD4NOTHINGが最高だ。堺のおっさんの魂をキッズだけでなくいつの間にかステージ脇に大集合していた出演者達もしっかり受け止めていただろう。

「ここが俺らのパラダイスだ!」と「It’s My Paradise」で西海岸マーチが響き渡ると疲れを知らないオーディエンスもまだまだ全力で応戦。「ここは自由が沢山だから大きな声を出しても良いんやで!みんなで歌いましょう!」というTANNYの先導で大合唱が起こった「Cause You’re Alive」で最後の最後までGOOD4NOTHINGらしさ全開のライブが炸裂。最高って言葉ほど簡単で曖昧な表現はないかもしれないがこれを最高と言わず何が最高なのだろう。最高だ、GOOD4NOTHING。

「SiM、ありがとう!みんなも体調管理気をつけて!」とGOOD4NOTHINGはステージを降りる最後の瞬間まで人情溢れる堺のおっさんっぷりを見せてくれた。まだまだ続くDEAD POP FESTiVAL、夏一番お腹ピーピー気味だとライブ前に言っていたTANNY含めみんなで最後まで突っ走りたい。

【SET LIST】
01.RIGHT NOW
02.J.C
03.STOMPING STEP
04.IN THIS LIFE
05.GOOD TIME
06.FOUND
07.It’s My Paradise
08.Cause You’re Alive

取材・文 柴山順次
写真:Kohei Suzuki